サンプルの前処理とロード

サンプルマネージャは、サンプルコンパートメントのドアを経由してロードされる 3 つの ANSI/SBS 標準プレートまたはトレイを収容することができます。このシステムでの使用には、特定の ANSI 標準ウェルプレート、バイアルトレイ、バイアル、キャップマット、またはシーリングキャップが承認され、要求されています。プレートまたはトレイを誤ってロードすると、エラーが発生することがあります。

警告: 生物学的有害物質や有毒化合物による人体への汚染を防ぐため、本手順を実行する際には、清浄で耐薬品性のあるパウダーフリーの手袋を必ず着用してください。

必要なツールおよび材料

• 耐薬品性のパウダーフリー手袋
• 目の保護具

サンプルを前処理およびロードするには：

1. メソッドに指定されているようにサンプルを前処理します。
2. メソッドに指定されているように、サンプルプレートまたはトレイに入れます。Waters バイアルが推奨されます。
   バイアルおよびプレートに関する推奨事項の確認 を参照してください。

   ヒント: サンプルトレイの右側と左側にある V1 ～ V12 のバイアル位置は、4 mL バイアルに対応します。これらの位置で 2 mL バイアルの使用を可能にするインサートについては、Waters にお問い合わせください。
3. 図に示すように、サンプルマネージャコンパートメントのドアを開いてプラッターにアクセスします。

   

4. 必要に応じて、サンプルマネージャの左下隅のプレート/トレイセレクタースイッチを押して、位置 1、2 または 3 を選択します。
   例外: 診断機能実行中、サンプルマネージャのプライム中、またはサンプルニードルがサンプルトレイにアクセスしようとしているとき（注入するか洗浄するため）にセレクタースイッチを押すと、サンプルマネージャーコンパートメントの照明が連続して点滅し、プレートの位置は変わりません。サンプルマネージャが進行中のタスクを完了すると、スイッチは再び動作します。
5. フレームのハンドルを掴んで、選択した位置にフレームを引き出します。
6. 拡張フレームにプレートまたはトレイをロードします。トレイは平らに並べる必要があります。
   ヒント: トレイで「A」は行番号、「1」はバイアル位置を表します。

   

   

7. 所定の位置でカチッと音がするまで、プレートまたはトレイを後方にスライドさせます。
   注: サンプルニードルが損傷しないように、サンプルプレートを正しい位置に配置し、サンプルトレイを完全にはめ込む必要があります。
8. 各プレートまたはトレイについて、前のステップを繰り返します。
9. サンプルコンパートメントのドアを閉じます。